まったくの初心者がランニングをはじめるためにやった方がいいこと
【超初心者向け】
ランニングをはじめてみたいけど、なにからやればいいの?
と思っている方も多いのではないでしょうか。
ランニングは簡単にはじめられる運動ですが、それだけに注意してほしいこともあります。
どんな運動でも準備もなくはじめては、ケガにつながります。
ランニングも同じです。
簡単にはじめられるからこそ、急に身体に負荷をかけてしまい、ケガをすることが珍しくありません。
では、まったくの初心者がランニングをはじめるにあたってすべきことはなにか。
それは走らないことです。
ランニングなのに走らない?
そうです。
走らないで、まず、「歩く」ことをおすすめします。
歩くのなんて簡単、と思われるかもしれません。
しかし、これがなかなか難しい。
つい走ってしまうのです。
そして多くの人が膝や足首などを痛めてしまいます。
ぼくもランニングをはじめたばかりの時、ご多分に漏れず膝を痛めました。
走る前に、走れる身体をつくる。
そのために「歩く」。
それでは具体的に説明していきます。
1時間、歩き続けられるようにする
次の3つのステップに分けるといいと思います。
①まずは15分、歩き続けてみる。
②身体に問題なければ、次は30分に伸ばしてみる。
③10分ずつ時間を伸ばしていき、1時間、歩き続けられるようにする。
年齢やこれまでの運動経験にもよりますが、①~③までで最短でも2週間はとった方がいいと思います。できればじっくりとやりたいところです。
速度は気持ち速歩きで
歩く速度は、通勤時や街中を移動する時よりも、少し速いくらいが丁度いいです。
散歩のようにのんびり歩いてしまうと、身体への負荷が弱すぎます。
歩く速度を上げるのが苦手という方は、腕を大きく振ってみてください。
自然と足が動いてくると思います。
自分の身体に耳を傾けて
毎日である必要はありません。
1日おきで十分です。
そして、膝や足首、腰、足の裏、等々、自分の身体の状態をよくチェックします。
少しでも違和感や痛みがある場合は、その日の「歩き」は中止にします。
終わりに
「歩く」のはちょっと退屈に感じるかも知れません。
でも、準備はとても大切です。
ランニングをはじめてからケガをすると、治すのはなかなか大変です。
走りたい気持ちを抑えきれずに、少し治ったかなというくらいで走ってしまい、また痛める。
そんな悪循環に陥ってしまうこともよくあります。
初心者ということは、土台をつくることができるチャンスです。
しっかりした土台をつくって、ランニングを長く楽しんで欲しいと思います。
最後に、1時間歩き続けられるようになっても、いきなり息が切れるほどの強度で走らないでください。
どのくらいの強度で走るのがいいのかというと、
「友達とおしゃべるができるくらい」
が理想です。
その辺の詳しい走り方は、また次回以降に。

