この夏、マスクをしながらのランニングで気を付けたいこと
【体験談】



今日のような状況下で、ランニングをする際にマスクをしている人も多いと思います。

通常であれば、マスクをしてランニングということは、あまりないことです。
特に、ランニング初心者の方は、ランニングに関してもわからないことが多い中で、
さらにマスクをしてランニングとなると、いろいろと不安に思うことや、失敗も考えられそうです。

今回は、ぼくがマスクをつけてランニングしてみて、特に気を付けた方がいいと感じたことを書きました。
以下、大きく分けて3つです。


1.酸欠に注意
当然ですが、マスクをすると呼吸がしにくくなります。
さらに、汗をかくことで、マスクに汗が染みて、より空気の通りが悪くなり、もっと呼吸がしにくくなります。

ぼくも、マスクをしていない時と比べて、あっという間に息が上がりました。

ランニング初心者の方は、これまでの経験が少ないため、大きく息が上がっても、
「これくらい息が上がるのは当然かも」
と考えてしまうかも知れませんが、それはちょっと危険に思います。

自分の呼吸の状況を注意深く観察しながら、あまり息が上がらない程度に抑えてランニングをした方がいいと思います。
酸欠状態になると、あまり思考が回らなくなるので、そこも要注意です。
 

2.体に熱がこもりやすい
顔の半分をマスクで覆っているということ、そして肺の中の温かい空気が出ていきにくい、というのが理由だと思いますが、体の中に熱がこもっているような感覚になります。

これから夏本番を迎え気温も高くなると、普通に生活していても熱中症には気を付けなければなりません。

もちろんランニングをする場合はなおさらです。

それにマスクが加わることで、より注意をすべきだと感じました。
少しでも異変を感じたらランニングは止めて、マスクを外した方がいいと思います。
 

3.喉の渇きを感じにくい
この3つ目がおそらく最も気が付きにくく、
また、うっかり失敗してしまう可能性が高いものだと思うので、特に注意してほしいです。

マスクをしていると喉の湿り気が維持されます。そのため、喉の渇きを感じにくくなるようです。

加えて、マスクをしているので、マスクを外して水分を取る、という行為が面倒に感じてしまいます。

その結果、知らず知らずのうちに、水分を取る回数が減ってしまいます。

例え喉が渇いていると感じなくても、確実に汗はかいていて、間違いなく身体の水分は失われています。

対策としておすすめなのは、時間や距離を決めて、一定のタイミングで少量ずつ水分を取ることです。

具体的には、
「10分にひと口飲む」
というように時間で水分を取るタイミングを決める。
または、
「1㎞走ったらひと口飲む」
というように距離で水分を取るタイミングを決める。
といったような感じです。

「喉が渇いたと感じてからでは遅い」
とは、ランニングの水分補給でよく言われることです。
なので、このような水分の取り方を癖付けることは、マスクなしのランニングにおいてもプラスになります。
 

まとめ

 1.酸欠に注意
⇒自分の呼吸の状況を注意深く観察。強度は息が上がらない程度に
 
 2.体に熱がこもりやすい
⇒熱中症に注意。少しでも異変を感じたらランニングは止めてマスクを外す
 
 3.喉の渇きを感じにくい
⇒時間や距離を決めて一定のタイミングで水分を取る


マスクをしながらというのは、通常とは違ったカタチのランニングです。
それだけに、身体には普段と異なる負担がかかることが予想されます。

ぼくも、マスクをしている際は、あまり追い込まずに、安全第一でランニングを楽しみたいと思っています。